何処へ行くのかなんて聞くな。
わかりゃしないんだから。
何処へ行きたいのか、なら知ってるけど。
パソコンのお掃除をしていて
約2年ぶりくらいに、Dドライブを開きました。
見覚えのない作文が出てきたんですが。
・・・・誰が書いたんだ、これ?
自分で書いた記憶がとんとない。
なので載せてみる。
暗すぎるのでご注意。
口に出さないからって、何も思っていないわけが無いだろう。
痛いことを言わないのが美徳だと、そう言っているんじゃない。
ソレを言ったときの報復が怖いのだ。
幸福だった時間。
愛してると囁いた言葉。
抱きしめた腕。
何が残った?
何が、残った?
愚かしい自分をどれだけ呪い、
無謀だった自分をどれだけ蔑み、
何度も何度も何度も、真っ暗な夢を見ながら
それでも、消えない、この震えは。
もう涙も枯れ果てた。
わかり易い形容に苦笑する。
尤もだと、微かに頷いたのは何故だったか。
胸に今更残る彼女の思い出を見やる。
今更。
今更、遅い。
何度そう思い
一種自棄になって走り
走って走ってそして、
1人沈んだ。
償ってるだなどと思うわけが無い。
こんなことで罪は消えない。
否、罪ではない。
罪なんかじゃない。
そうなっていった、抗えない、時の流れも確かにあったはずだ。
然し、そんな事は言い訳に過ぎない。
それを口実に逃げる様な真似は赦さない。
吹き荒れるのは吹雪だ。
冷たい雪の牢獄だ。
思い出を抱きしめて
オレは何処へ行くのだろう。
もしかして、FF7DCイメージ?
というか、自分が書いたのか?
それとも他の人のを取って置いたのか・・・。
もうちょっと他のも探してみよう。