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日々は過ぎる。 されどわが胸に残る風。
  2025/01/22 [22:45] (Wed)
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  2009/03/28 [23:05] (Sat)
さっき永田町についてニュースやってたとき、BGMが全部銀魂だった。
ワタルと銀魂のミュージックだけはわかります。
だってわからなくなるほど繰り返し聴いたから。



そんなこんなで夢見てる小説走り書き。
夢見てる、をこじつけるために恋愛的な部分を書いてみましょう。




彼女がなぜそいつを好きなのかという明確な理由はない。
まぁ、そいつも彼女を何故に好きで、「嫁に来い」と言った理由は定かではない。
そもそも「嫁に来い」と言ったかどうかも定かではない。
だが二人は確かに互いを想っているのである。

傍目から見て、彼女とそいつは本当につりあわない二人である。

そいつは容姿が端麗だし、頭が切れるし、人望も厚い。
要するに、カリスマ的存在というヤツだ。
子供の頃は、騒動を巻き起こしては大人たちに拳骨で小突かれるような悪ガキだった。
大きくなった今でも、何かと騒動は起こすが。(しかも規模が大きい)
しかし、憎まれ口を叩きながらも、何かと面倒を見てくれる優しい人間だ。
それは今も昔も変わらない。
そんな上等な物件を女達が放っておくはずがない。
放ってはおかないが、女より色気があるときがあるので、厄介な存在である。
でもそこがいいと、やっぱり女達は騒ぐ。

そんな選り取り見取りな状況にもかかわらず、そいつが選んだのは彼女だった。

その彼女は、まぁ、古い人間に言わせれば、異質な存在だ。
日本人離れした髪と目の色。
言葉はいまいち明瞭にはならず、齢より幼い印象を受ける。
ほえほえ、ふわふわという、形容が似合う・・・見た目的には。
まぁ、可愛いという括りには入る、一応。
普段からあまり喋らず、あまり表情も変えない。
だが一旦口を開けば、少し幼い口調で辛辣な言葉が飛び出してくる。
その言葉には、男達は誰も反論できない。
反論したところで、彼女に叩きのめされるからだ。
文字通り、武力で。
刀を持った彼女に勝てるのは、化け物か
もしくは双子の弟か(あちらは「自分が兄」と言い張ってはいるが)、
そいつと、知り合い二人くらいしかいない。
もっとも幼い頃はそんなにも強くはなかったのだが
いつの間にか男達を叩きのめすほどの実力をつけてしまっていた。

まあ、そんな彼女だが少し早めの反抗期を過ぎた頃には
すっかりと無口な状態になっていた。
もともと口数が少なく、言葉遣いのせいで幼く見られてしまう彼女は
女性陣にはあまり受けがよくなかった。
ブリッ子とか、カマトトぶってるとか、そんな風に見られてしまったのだ。
幼い頃は、それでも何とか交流は保たれてはいたが
成長するにつれてすっかりと女性陣とは話さなくなっていた。
まぁどちらかというと、双子の弟や弟の友人(というとヤツラは怒る)や
その友人達の舎弟といることの方が多かったことも原因だが。
・・・そこのあたりで、女性陣の恨みを買ったという原因もあったかもしれない。

そんな頃に、男は彼女に簪を贈った。
そして彼女はそれを受け取った。

その事が彼らの通う塾や、養い親に知れたとき
各方面に波紋を巻き起こし、阿鼻叫喚な事態に成りかけた。

なぜこんなにも社会性のない彼女が
人気者というか、高嶺の花的な男のことを好いたのか。
どうして心を通わせることとなったのか。

すこし、昔話をしよう。
彼らの理由はわからないが、一端に触れることは出来るはずである。



話は双子とある男が出会った頃に遡る。




あれ?これ、恋愛話?
どっちかっていうと、捏造過去編導入部分?
結局理由わかってない。
理由とかはともかく、確かに好きという感情があれば
恋愛って成立するもんだと思うんだが・・・どうかなぁ?
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