無難になんてやってられないから

月曜日です。
四月ももう中旬。
はやいなぁ。

今年は八重桜が早いです。
というか早すぎです。
いつもは染井吉野が終わってからなんだけどなぁ。
同じ時期に咲いてるよ。


・・・もうそろそろ研修が終わり始めて
現場にわけもわからずぶち込まれる時期か。

うちの職場には新入社員来るのかな？
・・・・来ない方がいいなぁ。

ベテランアルバイトを相手にするより
新入り正社員を相手にする方がよっぽど疲れる。

正社員だって言うだけで、こっちを見下してくるんだから
本当に困ったものだ。



それでは、今週の銀魂本誌初見感想いきまーす。
続きからどうぞ。

箇条書き感想。

・先週も痛そうだったけど、今週はもっと痛そうでした。
・軌道が読めない。
・対空戦は嫌いな模様。
・ああ、敏木斎のじいちゃんのときもそうだったね。
・落ちていく。
・見知らぬ天井。
・またお前さんは怪我して！
・あ、全蔵久しぶり。
・ブスっ娘って・・・・・・・。
・あれ、またナオコさん？
・コンセント差していい？
・私はブスでも顔だけ見るなら三日で厭きます。
・やっぱり人間は中身でしょう。
・死にかけても知らん振り。
・あ、気づいてたんだ、銀さん。
・助ける義理もないからね。
・だって実利主義が忍だもん。


今週はちょこっと思ったことを語ってみる。

月詠の護りたいものっていうかなんていうか。
某掲示板では日輪の存在が空気とか何とかいってますが。
でもやっぱり月詠が護るべきは日輪なんですよね。
日輪が月詠の戦う理由なんですよね。

月詠は師匠を、戦う術を教えてくれた
護る術を教えてくれた、恩人だと思っていて。
でも師匠は、月詠を自分が思う美しさを知らしめるための作品だと思っている。
作品というより武器かな？
いや、でもやっぱり、師匠は月詠のことを大切に思ってくれていたと思う。

護りたいものを護る為に、自分の力で立って自分だけで護ることを
師匠は美しさと呼ぶんですね。
そのために女も自分も捨てる。
ただ護るための戦闘機械。

孤高と呼ぶより、断絶と呼んだ方がいい。
その中で一人立つもの。
一つの頂点に立ち続けるもの。

それが師匠の呼ぶ美しさ。

そりゃあ、武器は断絶しかもたらさないよ。
全てを断つものだから。
一つの完成されたものはそりゃあ、美しいけれど。

それでも日輪を護る為に、それが必要だったから
必要だといわれたから、月詠は女であることを捨てたのか。

全ては日輪のために。
それが滅私。

日輪にしてみれば、少し不本意だったのかな。
そういう立ち方をさせたかったわけではない。
檻の中で戦えとは言ったけれど。

日輪から見れば、月詠は妹分で
護られるだけじゃなくて、何とか護りたかったんじゃないのかな。
だけど月詠はどんだけ危うくても、自分だけで立とうとして
差し伸ばされた手にも気づかなかったんじゃないのかな。
師匠はそれを美しさと思ってるから
最後には自分が掴んで立たせてた糸を振り払ったわけか。


銀時はそんな月詠に、捨てずに戦うことをみせたのか。
一人の力だけではなく、護り護られ、そして共に戦うということを。

どっちみちあれなんだけどね。
銀時だって人の事言えないんだけどね。
こいつだって、自分だけでどうにかしてしまおうとするからね。
ちょっとずつだけど、変わってきてはいるけれど。

師匠の言うところの美しさ、というか自立か。
それを変えようとしてる男も、一人で立ってる。
こいつもまた、二人の子供によって変わってきてる。
二人の子供は男によって一人で立てるようになってきてる。

でもその自立は断絶ではなく
繋ぐため、継ぐため、他へ渡すため、並ぶため、道を歩くためのものであって。

人の連鎖って面白いなぁ。


ということで、こりゃあ忍者編でいいのかな？
空知にしては珍しいパターン？
とらわれのお姫様を救いにいくって。
脱色はいつもそのパターンだけど。

ところで。
いったい担当、誰に変わったの？


ネウロ。
来週で終わりかぁ・・・・・でもやる事やりきった感があるなぁ。
『ザ・ナメクジ』で思わず爆笑。
立ち読みだったもんだから、注目集めちゃったよ。
ああ、恥ずかしかった。


蜘蛛の糸って聞いて、私としては縋るという言葉を思い浮かべるんだが。
絡めとるというよりか細い一筋の糸が、上へと連れて行ってくれるという感じで。
『蜘蛛の糸』って芥川の話だったっけ？