せめてとも

せめてとも
このみにたましいなどあるのなら

かぜとなれ
くもをよべ
あめをふらせ

あなたのなみだをぬぐうことは

もうできないから





雨が降る。
昔こんなものを書いたことを思い出した。


それでは、今週のジャンプの感想行きたいと思います。

先週からショックを受けていたのは、今週の銀魂についてのこと。

うん、知ってた。
いつかは来るって解ってた。
アレがまた、向き合う日が来るってことを。


銀時の『護る』は揺ぎ無いように見えて
実はたった一本の剣によって支えられているものでもあります。

銀時自身の、器量によるものなのです。

彼は、絆を結び始めました。
徐々にそれを大きくし始めました。

それらを、たった一人の力で護りきれるものなのか。

ずっと前から語っていました。
私たちは知ってました。

でもどこかで大丈夫だと思っていた節があった。

彼は強かったから。
何だかんだいって、護りとおしてみせてきたから。

だから、今回の件は、衝撃がひどかったんだと思います。

今回の件は、よりにもよって、彼が立ち上がった理由が揺るがされたから。
ただ一人、護ると誓った人を、護れなかったから。

こうして見てみると、お登勢さんだけなんですよね。
彼が『護る』と宣言して、ずっと傍にいた人間は。

再び立ち上がった理由。
それが揺るがされた。

もう一度彼は突きつけられた。
いや、３度目だろうね。

『護れなかった』

１度目は松陽。
２度目は仲間。
３度目は彼女。

彼女が無事にしろ、そうでないにしろ。
彼が『護れなかった』と言う事実は変わらない。

初めて彼が流した（みせた）雨は。
どういう意味を持っていたのだろうか。



待つ事にします。
私がここでわめいても仕方がないから。

どんな結果になっても。








でもね、願いを言うならばね・・・・
しあわせでいてほしいよ。