触れ合っても重なりはしない

一ヶ月ぶりにお絵かきしました。
なんだか疲れた絵になりました。


見下ろしているような構図です。
本当は真っ青をバックにしようと思ったんです。
一度そうしてみたら・・・妙に浮いてしまって。
青に翳りを入れて、やっと落ち着きました。

白夜叉で見おろす図は始めて描きました。
白夜叉って、いつも空を見上げているんですよね。
もしくは俯いているんです。

原作からしてそうかもしれませんが。
白夜叉が見上げる空は、いつも雨が降る鉛色なんですよね。
戦場で、立ち上った煙や塵が、雨を呼んだ空です。

雲の切れ間から、太陽が覗くのを待っているんです。


対して、銀さんは青い空を見上げているイメージがあります。
過去と現在の違いなのか、それとも他の何かがあるのか。

彼曰く、火種という太陽がいるからかもしれません。

鉛色の空を見上げていたからこそ、太陽が覗いた、青い空を見れたような。
そんな気がして仕方ないです。




いきなり何を語りだしたかと思うでしょうが。
絵を描いたので、語りたかっただけです。