全然つながってないので、あんまり気にしないで。
この20年でずいぶんと発達した情報網は
まるで映画のように戦争の終わりを伝えた。
江戸になだれ込んだ敗残兵達。
先を競い合って殺到するカメラ。
それを押しのけることに必死な役人。
無言でテレビの電源を落とす。
ただただ、やるせなかったのだ。
同じ戦争で死んだ連れ合い。
その連れ合いを抱えて帰ってきた幼馴染。
それを最後に、もう口をきいてもいない。
たかだか2、3週間で、すっかりと下火になった話題。
時折、幕府の対策を伝えはするものの
そんなもの、誰も気にも留めていない。
ふと目にとまった。
そこにあったのは、連れ合いの形見。
手入れなどすっかりと忘れていた。
軽く埃を払ってやる。
すっかりと、足が遠のいていた。
「しばらくぶりに、行くとするかぃ」
雪が降り出していたが、気にはならなかった。
途中で饅頭と花を買い求める。
忙しなく走る、役人たちとすれ違う。
ああ、また敗残兵でも見つけたのか。
誰かがいた。
その姿は、帰ってきた時の幼馴染を彷彿とさせた。
「おーい、ババア」
そいつは背を向けたまま言った。
「その饅頭、食べていい?」
現在の本誌も面白いけれど
やっぱりアニメの破壊力ってすごいわ。
色と動きもそうだけれど
声優さんの迫真の演技がすごい。
ほんと、最初のころから比べると違うわ。
原作人気だけにあやかった黒歴史にならんで良かったわ。
それで落ち着かなくなってDVD見返してたら
5年越しのフラグ回収やら
ああ、やっぱりあのセリフは今に続いてるのかなんて思った。
陀落の回のセリフが
新八にグーパンされる時には逆転してるんだよね。
「あいつら背負ってねーと、面白くねぇンだ」
→「面白くなくたって、お前らには生きててほしんだ」
次郎長の決着シーンはあの時の再現なのか。
新たなる決意の表れなのか。
空知って恐ろしい子だな!!
それが言いたかっただけ。
だって周りの連中は語ってもわかってくんねぇンだモン。
それにしても不器用な人間ばかりだなぁ、銀魂は。
AKBの話題を観るたびに思う。
あれ?モーニング娘。はまだあるって?
それぞれリーダー格だった子は独立したけれど
後に残った子たちはどうしたんだろう?
ああいうグループって、全員がピンで立てないから。
あんまし当時も好きじゃなかったなぁ・・・。
あれじゃないですかね。
学校のクラスみたいでいやだったんですかね。
目立つのは一角だけで
あとはモブのはずなのに
『同じクラスの一員です』って建前が。
いやそれにしても
誰がどれでどれが誰なのかさっぱりです。
いや、私が集団になると顔を覚えられないだけなんですけどね。
漫画は一人一人登場してくるから覚えられるんだ。
色々と走り書きを載せてみる。
短い一文ばっかりかも?
というか、文章としてまとまってるのが少ないなぁ。
アイツにも聞こえたのだろうか。
あれの、優しい音が。
それとも。
「鋼の音しか、聞こえなかったか」
その呟きは、己の耳しか震わせなかった。
○動乱編の高杉の最後のセリフ。
「くれてやる」
その左手に魔法のようにあわられた球体。
似蔵はそこから発せられる、かすかな臭いを嗅ぎ取った。
にやりと笑ったのはどちらか。
「持ってけっ!!」
月は似蔵に向かって放り投げた。
似蔵は追撃をやめ、身体能力を駆使して後方へと飛ぶ。
月の投げ放った球体は、似蔵に届くことなく地面へと落ちていく。
地面と接触した、次の瞬間。
轟!!
球体は、轟音と火炎を撒き散らした。
爆風とそれにより凶器と化した工場の残骸が全てをなぎ払っていく。
似蔵は、紅桜を盾にして、耐え切った。
爆風が収まり、似蔵は気配を探る。
熱気を含む風と、黒煙の臭い。
「逃げられたのかぃ・・・」
○紅桜編序盤。何気に出てる主人公の名前。
「くろすけ」
「・・・・・・・」
じっと目と目で見つめあう。
くろすけは仕方ないと言うように「にゃあ」と啼いた。
主人の扱いの悪さは、今に始まった事ではないからだ。
くろすけは前足で器用に雪玉を持つと、背を丸めた。
「・・・・・とうか」
目指すのは、松陽の頭。
真っ黒い塊はぽーんと放物線を描いた。
○過去編。雪合戦の話。あ、くろすけは黒猫です。
「ぁぁぁあああ!!!」
まっすぐに振り下ろされた刀は、違うことなく、天人の喉へと吸い込まれた。
吹き上がる赤、漏れる息。
白い着物に、紅い模様が描かれる。
天人は手を伸ばし、彼女の肩を掴んだ。
苦しみと共に、爪が立てられ、肌に食い込み、血が流れ出す。
それでも、彼女は刀を放さなかった。
否、放せなかった。
カタカタと、全身を震わせながら、彼女はずっと刀の先を見ていた。
その貫いた命を。
躯は糸が切れた人形のように、急に弛緩した。
ずるり、と天人の腕が地に落ちていく。
どさり。
何よりも、重たい音が響いた。
○過去編。襲撃の日。
血がパサパサと音を立てて落ちていく。
それが、時間の経過を物語る。
遠い空には、まだ黒煙が渦巻いていた。
どす黒い何かが、体中を駆け巡る。
それが慟哭なのだと、彼は心のどこかで冷静に見ていた。
○過去編。戦争の終わりの日。
「あ、銀時」
「ん?」
「はい、これ」
差し出されたのは折りたたまれた紙切れ。
「なんだ?」
「見ればわかる」
胡乱気に受け取り紙を広げる。
そして、銀時は面白可笑しい顔になった。
顔をしかめようとする筋肉と、ポーカーフェイスを保とうとうする筋肉のせめぎ合い。
つまり、顔が引きつっている。
そして一つため息をつくと、いつもの気だるい顔に戻った。
「・・・ちょっと行ってくる」
「いってらっしゃい」
○現在軸。ヅラ登場直前。
銀時は小脇に神楽を抱えると、自分の背中を示した。
「ブーツ、浸るの嫌だろ」
「でも・・・」
ただでさえ寝ている神楽を抱えているのだ。
銀時への負担が大きい。
「大丈夫だって、お前案外軽いし」
それに、と銀時は続ける。
「被害は一足のほうが金掛かんねぇだろ」
「・・・確かに」
月は思わずうなづいた。
こんなドブ川を走れば靴は廃棄を免れない。
新しい靴を買おうにも、万事屋は金欠状態だ。
○お通ちゃんの話の一部。
今日はこれまで。
のどかれた。
手描きMADを背景にして歌を歌ってみたいと思いました。
配線の仕方を考えないと。
その前に歌詞覚えてなきゃ意味ないんだけどな。