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日々は過ぎる。 されどわが胸に残る風。
  2024/05/18 [01:05] (Sat)
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  2011/10/10 [22:00] (Mon)
まーいとーしこーうれーい。
いわってないはなしー。


だとおもう、たぶん。


今年は体育の日ですね!



「あ」


と声を上げたのは、たぶん無意識だった。




数日前から、何やらガキどもがそわそわしていたのは知っていた。
その理由もたぶん自分はわかっていたのだ。

だから、大人しくしているつもりだったのに。

それも頭からすっぽ抜けたのは
不当逮捕による怒りと
その後受けた依頼が、実に実入りのいい依頼だったからだ。
口に出しては言えないが。

実入りはたしかに良かったのもの
依頼主にの後ろに妙に覚えのある不穏な影を見たどころか
腐れ縁共にも自分の過去のやんちゃがばれることともなったのだが。

正直なところ、あの件にガキどもを巻きこまなくてよかったと思った。

ガキどもを連れてこなかったのは良かったとして。
連絡をよこさなかったのはまずかったかもしれない。



疲れた体を引きずって、家にたどり着いたのは
10月10日午後10時。



そして今現在、家の中の光景を見て間抜けな声を上げるに至る。


ガキどもの姿はここにはなく。
ラップがかけられたケーキが一切れと、置手紙。
ケーキは一切れというレベルじゃない。
紙きれのような薄さで、かろうじて立っていた。
しかしどうやって切ったのかに対して驚くが。


そして置手紙。
そこには一言。

『誕生日おめでとう』


置手紙を、懐に突っ込む。
身体は踵を返す。
もちろん、ケーキは口に放り込んで。

まだ間に合うか。

俺はブーツを履き、再び外に飛び出した。











いまさらって、呆れられるかもしんねぇ。
でもな。
それでもな。

直接あいつらから、その言葉聴きてぇと思っちまったのは
仕方ねぇだろ?













というわけで。
銀時へ。
お祝いの言葉を。


このあとは志村邸に子どもたちを襲撃しに行くんですが。
そこでみんな待ちかまえていておめでとう攻撃を喰らいます。
あれですね、万事屋のほうは囮とかブラフとかいうやつです。

銀時の性格違うと言われそうだけれど
このごろのデレ銀時ならこのくらいしそうな気がしたんだ。

まぁ、そしてその翌日。
飲みに出歩いて帰ってきたら
そこは金さんのいる世界でしたというわけです。
相変わらず祝ってねぇなぁ・・・。
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