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日々は過ぎる。 されどわが胸に残る風。
  2024/05/17 [09:54] (Fri)
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  2008/07/29 [17:37] (Tue)
今週の銀魂について、仕事中に色々と考えていたんですが。
どうにも、論点がずれてしまいます。

今の日本は、敗者の歴史の延長線上にあって、世代交代が終わりかけてるんだよなぁ、とか。
前から、攘夷戦争というよりかは太平洋戦争のほうが史実とかさなりそうだよな、とか。
侍としての根拠を考えては、日本人という民族性はやはり土着あってこそだ、とか。

あれ?おかしいなぁ・・・・・?

さっきまでは現代政治批判に発展してました。
土地あってこそ、日本人なので、国はそれを護ろうとしているのか、とか。
敗者の歴史の延長線上にあって、勝者からの要求はこたえなければならないの?とか。
アメリカの金庫は日本、51番目の州とか。
国際貢献してるならもうちょっとアピールしてみなさいよ、でもアピールできないのが日本、とか。
いつになったら戦争の事後処理は終わるのか、とか。

卑屈だよなぁ、私の考え方。

でもたしかに、まだ私の生きている国は、敗者の歴史の延長線上にあって
経験した世代は、だんだんとこの世を去ってしまっていて
戦争があったことすら知らない世代がどんどん増えて

それでもまだ全てを引き摺ったままなんですよね。

その中には、語り継がなきゃいけないものもあるけれど
それは引き摺られすぎて、擦り切れてしまっている・・・。

戦後の過渡期についてとか。
価値観が180度変わってしまっても、生きるしかないとか。
経験者と、非経験者の反応の落差とか。

私はおじいちゃんに戦争についてや、過渡期について聞かなかったことを凄く悔やんでいます。
彼は話してくれなかっただろうけれど。

又聞きに聞いたのは、ひとつだけ。
みんな、家族の名を呼びながら死んでいったということ。

戦争を続ける原動力は、命を投げ打つ覚悟は
人があってこそ、護ると決めた、大切なものがあってこそ。

だから彼らは、大切な人の名を呼びながら死んでいったんだと思う。
それが、彼らの『国』の名だったんだと思う。



私はもっと文学的に考えられないのかな、と悔やみます。
歴史学科だったから、社会的なものからしか考えられないのか。


もうじき、8月です。
また、終わりの日がやってきます。
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