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日々は過ぎる。 されどわが胸に残る風。
  2024/05/21 [10:41] (Tue)
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  2013/07/10 [23:16] (Wed)
何見てもなに聞いても銀時と結び付ける病気が
私も発動中です。


・・・いや、自分の気持ち悪さには気がついてるけど。
どうしても思考を止められん。

明日また観に行くんで
その前に少しだけ考察。
なかなか色々な問題が合ってすべて吐き出せない・・・






○一つの時間軸による世界改変


よくあるパラレルワールド発生とかではないんですよね
一つの時間だからこそ、最後皆さん消えるわけであって
まどマギ方式みたいな時間改変だったら
どれだけの世界が犠牲になることやら・・・

そのおかげをもってして、大団円です。
でも、あの世界は消えます。
確かに存在して、みんなが泣いて笑って生きたあの世界は。
でも一つの時間だから、引き継がれているわけなんです。

とても不思議ですよね。
犠牲になってないようでなっている世界は確かにあったんです。
でも、悲しいわけじゃないんです。
どこかで信じてるからかもしれません。
変わらないものもあるということを。


○タイムマシンの意義

銀時がなぜタイムマシンを作ろうとしたのか。
誰の発案だったのか。
源外さんならできると思ったのか。
それとも何度となく繰り返されてきた歴史の中で
一つの導として示されたものだったのか。

彼はよくタイムマシンネタを口にしますから
それが原因だったかもしれませんけどね。


○俺をやれるのは俺しかいねぇだろ


しかし、銀時君はほんとうに周りに頼りませんね。
というよりか、背負わせたくなかったのでしょう。

坂田銀時の命なんて。

自己評価の低い彼のことなんで
自分なんかいなくてもどうにでもなると思っていたし
こんな自分の命を背負わせることはないと思っていた

だからこそ、間に合わなかった。
自分の手で決着をつけることがかなわなかった。

でもそこでも周りを頼らない。

結局彼は過去の自分を召喚しました。
自分自身で決着をつけれない可能性を、彼は知っていた。

条件としての『自分が帰らなければ』は
自分の死体が、見つからなければということです。

果てることが出来たのならば
あとは彼らが見つけてくれたでしょうから。


自分自身の手で終わらせなければならないと
自分自身が関わり、自分自身が引き起こした結末の後始末を
自分自身がするために

現在の銀時にとってはとんでもないとばっちりですがね。
おかげで過去の自分まで、殺さなければならなくなった。

でもまぁ、何にも手が打てなかった現在の自分が
未来の自分になるわけなんで

ああ、そうか
そういうことなら過去に自分殺して世界を存続させる
そしたらお妙も死ぬことはない
新八や神楽を、縛り付けることもない
月詠やさっちゃん、九兵衛を泣かせることもない
ヅラも過激派には行かないだろうし
奇跡的な馬鹿コラボで真選組が解散することもないし

こんな全てが壊れた未来はくることがない
そっちに流れるのは、自明の理。


未来の銀時は、全ての自分に死ねと言っているんです。
それが世界を壊したことに対する贖罪だったのか
自分とはかかわらない方が皆幸せになると思ったのか

それとも、約束を護れなかった
全てに対する絶望だったのか



『約束』って大切だよね。
でもこんな風に命を賭して約束を守ることって
違う気がするんだ。

銀時、お前の約束した『護る』ってこういうこととは違うよ。



だから、彼らは、平和な未来を拒否した。
彼の『護る』を知っていたから。



今日はまぁここまで。
いろいろとまだ語りたいことがある。
今までの長編からのオマージュの数々や
新しい約束についてとか。


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